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2007年11月28日

ストリートの心理学・8

i_ca04.gif参考のためのリンク集です。ほとんどが英語のサイトですが、写真をみるだけでもいいと想います。

[Wikipedia]心理地理学の解説
http://en.wikipedia.org/wiki/Psychogeography

[conflux]遊び/祭りとしてのサイコジオグラフィ
http://confluxfestival.org/

[Manchester Area Psychogeographic]イギリス・マンチェスターでの試み
http://map.twentythree.us/

[Empty Streets]アメリカ・ニューヨークでの試み
http://emptystreets.net/

[Social Fiction]社会をフィクションとしてみる
http://www.socialfiction.org/

[Flaneur]都市の遊歩者
http://flaneur.org/

[Derelict London]写真とエッセイ多数
http://www.derelictlondon.com/

[Forgotten New York]忘れ去られたニューヨーク
http://www.forgotten-ny.com/

[the flaneur]遊歩者について
http://www.thelemming.com/lemming/dissertation-web/home/flaneur.html

[BUREAU OF PUBLIC SECRETS]シチュアシオニストについて
http://bopsecrets.org/

[アンテルナシオナル・シチュアシオニスト]レ・アールの心理地理学的描写の試み
http://d.hatena.ne.jp/situationniste/20060918/p1


※シチュアシオニストとは、かつてヨーロッパで活躍し、心理地理学を生み出したといわれる芸術家たちの呼び名です。後のパンク・ムーヴメントをインスパイアしました。
ニックネーム passion at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート

2007年11月27日

ストリートの心理学・7

i_ca04.gifほんのひとにぎりですが、海外のユニークなアーティストたちを紹介します。

イアン・シンクレア イギリスのドキュメンタリスト、作家。ロンドンという街とそこに住む人間を、打ち捨てられた寂しい土地を歩き、なぜこのスペースは見放されているのかという視点から考えている。人間と自然、人間と空間の関係を問い、「ノーマンズ・ランド」の再生プロジェクトにもとりくむ。

ヴィルフリート・ホエベック オランダのサイコジオグラファーであり、優れた思想家でもある。「漂流」のインスピレーションを作品として発表、遊歩の実践をデザインしている。

アラン・ムーア 漫画家。彼の怪しくてすばらしい(そしてときどき恐ろしい)漫画は、後に映画化された。都市の犯罪者といった存在も無視せず、その内面に切り込み、建築物や空間の象徴性が人びとにどのように影響するかをリアルに描く。

スチュワート・ホーム イギリスの作家、サブ・カルチャー研究家、アクティヴィスト。「心理」操作ではなく、スペース変革の必要性をとく。

コリン・ウィルソン 『ソーホーを漂って』『アウトサイダー』といった作品は、世界を別様にみる可能性を教えてくれる。

J.G.バラード 自分の住むエリアとコミュニティに徹底的にこだわる(よほどのことがないかぎり余所には行かない)。これは視野の狭さではなく、自分の足元を深く掘り続けることが世界性へといたることを示してくれる。
ニックネーム passion at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート

2007年11月25日

ストリートの心理学・5

i_ca04.gifサイコジオグラフィをDIYの心理学とするなら、人の数、いや瞬間の数だけ多様に存在していることになります。それはかけがえのない、自由な遊びです。それぞれに異なった角度からのアプローチがあり、それらが交流してできるハイブリッドが、フレッシュな感覚と思考を生みます。

世界をファンタジーに! 地図を広げると、子午線が引かれていますね。でも、地球にそんな線は実際には引かれていないと、大人たちはいいます。子午線は存在するのか、それともしないのか? きみは歩き、遊び、自身の世界に子午線を引き、引いては消し、それをくりかえしてゆきます。

遊歩はひとりで行なうにもかかわらず、きわめて社会的な行為だといえます。社会的というのは、人が集まって生きている場所であれば、そこには必ずなんらかの管理と操作ーー権力ーーがはたらいているからです。たとえば、立ち止まらせ、進ませる信号もひとつの権力のシンボル(象徴)です。もしきみに信号無視の情動が起こったとしたら、それはけっしてどうでもいいとはいえない「事件」で、よくよく考えてみるヒントになります。どうしてそう想ったのか? 信号無視とはなにか? 人びとが一緒に暮らすとはどういうことか? 街は謎にみちた「象徴の森」です。

きみはきみの発見を自分自身でするのであり、前もって勉強したからではありません。象徴は美をもたらしてくれます。きみは優等生になるわけでも学者になるわけでもなく、ただの歩く人、ひとりの芸術家になれるのです。
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2007年11月24日

ストリートの心理学・4

i_ca04.gifいちばんヒップでポップな場所は商品を消費する空間だという「神話」があります。ここでは、この「常識」をいったん忘れて、わたしは買い物をするためにここにいるのではないと想うことにします。利害関係に巻き込まれれば、自由ではなくなります。神話に征服されてしまえば、自分自身の物語はいつまでたっても書かれないままになってしまいます。

いざ冒険に出発したら、目にしたどんな落書きも書きとめ、写真をとり、気の向くままにぶらつきます。「消費する人」としてではなく「遊歩する人」として存在することは、そのまなざしも変えてくれます。いまきみは社会や学校や企業がみてほしいと想うところをみていないかもしれませんが、だからこそ「わたしだけの夢想」を手にすることができています。

子どもは探検が好きです。ほんのかぎられた時間でも、その仲間に加わりましょう。未知のものに驚き、感じたことのないような情動に身をまかせる経験。なぜという疑問が自然とわき起こり、考え、想像する。変身した自分。分かれ道、袋小路、盛り場、監視カメラ、見知らぬ小さなたまり場、裏通り……。

遊歩も終わりに近づいたら、ささやかでかわいい買い物(飲み物やおやつ!)をして、ゆったりした休息の時間を過ごしましょう。公園でも土手でも好きなところで、ちょこっと座り、ぼんやりと遠くを眺めます。これはもしかすると買い物の時間よりも贅沢な時間かもしれませんーー「お伽の国」で冒険をしたご褒美です。

書きとめた落書きやメモや写真は編集し、形にします。スクラップしたりブログにアップしたりする時間も、ひょっとしたらすてきな時間になるかもしれません。
ニックネーム passion at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート

2007年11月23日

ストリートの心理学・3

i_ca04.gif遊歩はひとりでできます。むしろグループには属さない方がいいんです。

いつもとはかぎりませんが、きみの精神(心?)に変化のきざしがあらわれるかもしれません。日々の振る舞いのスタイルが自分という存在をかたちづくっているのですから、世界の地殻変動は気づかないほど小さな揺れやぶれから起こるものです。まわりがあなたに押しつけてくる流儀にのみこまれてしまって、職場や学校でロボットのように過ごすとしたら、その一日は無駄であり、おもしろくなかったと感じても不思議ではありません。

そうではなく、まわりの世界に深くて魅力的な表情を探しにゆくのです。

無表情な世界のなかで生きていると、精神も無表情になってしまいます。これではつまらないです。サイコジオグラフィの方法とは、自分自身の、誰からも強制されない、開かれた澄んだまなざしで世界をみるということです。その時、人は物語をつむぎ、考えます。遊歩することで、きみはホットでセクシーな呼び名をあたえられて、芸術家になることができます。
ニックネーム passion at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート

2007年11月21日

ストリートの心理学・1

i_ca04.gif心理学が流行っていますが、心理地理学(サイコジオグラフィ)という、遊びのような、散歩術のような、ちょっとかわったアートを紹介したいと想います。

わたしたちは環境や時間・空間にとりまかれて、とても多様で微妙な情動を経験し、表情や行動のスタイルは刻々と変化します。

たとえば、さびれた郊外にたつ古い倉庫や廃虚に、近づきたくないという雰囲気とちょっとのぞいてみたいという気分を同時に感じるかもしれません。会社のオフィス街に出勤する人びとの群れが、ロボットの憂鬱な行進にみえることもあるでしょう。

環境が感覚・情動・思考の在り方をどのようにかたちづくるのか、また、わたしたちの精神や行為はどのように世界をかたちづくるのか。サイコジオグラファーになることは、落書きを学ぶことでもあります。

あの公園のあの時間のあの場所が好きだったり、スカイクレーパーや地下鉄にSF的なものを想像したり、ある家屋のなかの生活に興味をいだいたりしている、つまりごくフツーの人ならば、けっこう楽しい散歩とおもしろい心象スケッチ(宮沢賢治は詩のことをこう呼びました)をはじめることができます。
ニックネーム passion at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート

2007年11月21日

ストリートの心理学・2

i_ca04.gif遊歩をしながらスペース(空間)を横切ってみましょう。そこにはさまざまな仕掛けや時の流れが秘められています。

あらかじめの意図や計画なしに街をぶらつきます。「漂流」とか「遊歩」と呼ばれるスタイルは、自身を新しい何かでよろこばせてくれます。いままでとはちがう流儀である空間に身体を置いて、そこから生まれてくるもの、出会いを楽しみましょう。

新しい何かを感じ発見する穏やかな遊歩を続けることで、ふと、いま・ここで以外には見出せないようなある情景と出会います。落書き、看板、ポスター、広告、そのうえに刷り込まれている言葉、建物や街路、行き交う人びととの交信。

そして、写真をとり、メモをとり、歩行の軌跡とスケッチを描いてみます。なによりもまず遊びの感覚を忘れずに、存分に楽しんでみましょう。ちょっとしたドキドキ感、ワクワク感が大切なパートナーになってくれます。
ニックネーム passion at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート

2007年10月22日

夢のパサージュ

i_ca04.gifMake it a passion to dream on the street!

Atelier_du_rue.jpg
ニックネーム passion at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストリート



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